※レース画像をJRA公式ホームページから引用
2021年10月9日、東京競馬場でサウジアラビアロイヤルカップ(芝1600m)が行われました。
JRA公式のレース結果
2021年のサウジアラビアロイヤルカップを制したのは、コマンドライン
競走成績:2戦2勝(2021年10月9日現在)
コマンドラインが重賞初制覇となりました。
今年の2歳馬としては、POGでもめちゃくちゃ注目を集めていて、デビュー前から話題になっていました。
新馬戦は、6月の新馬戦初週にデビューして、しっかり勝ちきってきました。
夏は休んで、デビュー2戦目。
今回も強いレース振りでした。
サウジアラビアロイヤルカップは2017年から3年連続で勝った馬がGⅠ馬になっている注目のレースです。
- 2017年:ダノンプレミアム
- 2018年:グランアレグリア
- 2019年:サリオス
2020年の勝ち馬ステラヴェローチェも、朝日杯フューチュリティステークス2着、皐月賞とダービーで3着と今後も注目されます。
コマンドラインも距離が延びて良さそうなので、来年のクラシックが楽しみですね。
国枝栄調教師がダービーを勝てるか?と注目されているので、順調にいって欲しいです。
コマンドラインの血統
父:ディープインパクト
母:コンドコマンド
母の父:Tiz Wonderful
血統表は以下の通り。
父はディープインパクト。
母コンドコマンドは、2014年スピナウェイステークス(2歳牝馬・ダート1400mのGⅠ)勝ち。
母の父Tiz Wonderfulは現役時代にGⅠ勝ちこそありませんが、種牡馬としてはコントコマンド以外にもGⅠ馬を出しています。
インリアリティ系でスピードがありそうです。
ディープインパクト産駒で母父がアメリカのスピード血統というのは、活躍馬も多数ですね。
全兄にアルジャンナがいます。
アルジャンナとは馬体の大きさも違いますし、また違ったタイプですね。
レース映像
コマンドラインは6番(緑色の帽子)です。
天候:曇
馬場:良
レース時計:1:36.4
ラスト4F:46.4
ラスト3F:33.8
前後半600mのラップバランス:37.7 – 33.8
前後半800mのラップバランス:50.0 – 46.4(スローペース)
1着コマンドライン 1番人気
ゲートの中で立ち上がっていて、スタートはうまく出なかったですね。
3コーナー手前で、すっと動いて、ルメールジョッキーの騎乗は凄すぎるなと思いました。
直線も早め先頭で押し切って、マイルの瞬発力は分が悪いと思われる中、最後は持続力勝負に持ち込んで、強い勝ち方だったと思います。
最終追い切りで「少し重いかも」というコメントがあったので気になっていたんですが、全然問題なかったですね。
距離は延びて良さそうで、2000mくらいですかね。
中山よりは東京って感じなので、来年のダービーまで順調にいって欲しいです。
2着ステルナティーア 2番人気
ステルヴィオの全妹です。
ステルヴィオ同様、マイルで瞬発力を活かして、という競馬が良さそうですね。
前走新潟マイルで上がり最速だったので、今回も絶好かなと思いましたが、コマンドラインのルメールジョッキーが上手く乗ったという感じです。
桜花賞路線で注目したいですが、関西への輸送が未経験なので、その辺りも経験して成長してくれると良いですね。
3着スタニングローズ 3番人気
ペースがスロー過ぎました。
上がり3F勝負で急加速というのは合わなかったですね。
前走は展開不利と序盤は折り合いつかずでした。
少頭数で落ち着く流れはどうかと思いましたが、やっぱり合わなかったですね。
あとはジョッキーもあまり合ってなさそうな気がします。
4着ウナギノボリ 4番人気
出遅れと切れ負けですね。
あの出遅れで、ここまで上位に迫るとは驚きました。
まだまだ走りが子どもっぽいので、成長してくれば今後面白いかもしれないです。
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