※レース画像をJRA公式ホームページから引用
2021年6月13日、札幌競馬場で函館スプリントステークス(芝1200m)が行われました。
JRA公式の函館スプリントステークスレース結果
※2021年の函館スプリントステークスは、東京オリンピックへの対応のため、札幌競馬場で行われました。
2021年の函館スプリントステークスを制したのは、ビアンフェ
競走成績:11戦4勝(2021年6月13日現在)
ビアンフェが重賞3勝目となりました。
2歳時には函館2歳ステークスを勝ち、京王杯2歳ステークスでも2着、朝日杯フューチュリティステークスはさすがに距離が長く、7着でした。
3歳時は葵ステークスを勝っていました。
3歳秋のスプリンターズステークスでは、ゲート入りに時間がかなり掛かったり、スタート後は大暴走でシンガリ負け。
スプリンターズステークス後に去勢を行いました。
4歳初戦となった前走オーシャンステークスは3着で、去勢明け初戦でも良い競馬をしていました。
そして、今回函館スプリントステークスは見事な逃げ切りでした。
藤岡佑介ジョッキーもコメントしていましたが、だいぶ落ち着いてきたのが大きいですね。
今後もスプリント路線で楽しみですね。
ビアンフェの血統
父:キズナ
母:ルシュクル
母の父:サクラバクシンオー
血統表は以下の通り。
キズナの牡馬はパワー型というタイプが多いような感じですね。
母系によって距離は様々ですが、ディープボンドなどがいます。
母ルシュクルは中央で3勝で、2008年のすずらん賞勝ち。
母の父はサクラバクシンオーで、1200mがぴったりという感じです。
半姉にブランボヌール(父ディープインパクト)、半兄にエントシャイデン(父ディープインパクト)がいます。
ブランボヌールも函館2歳ステークスを勝っていて、一族の洋芝適性は高いと思います。
2代母アジアンミーティアの全兄にUnbridled’s Songがいます。
レース映像
ビアンフェは14番(橙色の帽子)です。
天候:晴
馬場:良
レース時計:1:07.6
ラスト4F:45.6
ラスト3F:34.8
前後半600mのラップバランス:32.8 – 34.8
前後半800mのラップバランス:43.9 – 45.6(ハイペース)
1着ビアンフェ 5番人気
過去には函館2歳ステークスで洋芝勝ちもあり、適性はぴったりでしたかね。
直線入り口でも後ろを離した逃げで、上手い逃げ方だったと思います。
平坦の方が良いかもしれませんね。
スプリンターズステークスでは急坂がどうかなというところです。
2着カレンモエ 1番人気
大外枠はちょっと厳しかったですね。
スタートは良かったですが、その後引きすぎてしまった感じです。
この辺りは乗り方が難しいですかね。
スプリント戦ですし、一瞬の判断が重要で、騎手の経験とかも結構差が大きいのかもしれません。
コース適性は合ってると思うだけに、惜しかったです。
3着ミッキーブリランテ 4番人気
少し行き足が付かなかったですが、最後は追い上げてきてますね。
元々は内枠が得意な馬かなと思いましたが、最近は外枠でも結果を出しており、成長が見られるのかもしれません。
今回は、もうちょっと内枠だったら違ったかもしれないですね。
あと、スプリント戦はちょっと忙しそうでしたが、今回のように差しが効くレースだったら、また期待できそうです。
4着ジョーアラビカ 12番人気
上がりは速いですね。
京阪杯でも3着で、差のない競馬をしていましたし、ここまで人気が落ちていたのはびっくりでした。
展開に恵まれたと思われるようだと、また人気薄で走りそうです。
5着カツジ 9番人気
殿一気でよく5着まで来ました。
さすがに直線が短かったですね。
ただ、岩田康誠ジョッキーがすごく合いますね。
6着ケープコッド 3番人気
カレンモエがきて、ちょっと詰まった感じですが、あそこから割ってこれないのは、馬の力か気持ちの問題なんですかね。
近走はオープン、リステッドで勝ててなく、ちょっと力不足なのかもしれません。
9着シゲルピンクルビー 2番人気
2番人気とは驚きでした。
斤量が恵まれるとはいえ、3歳牝馬は相当力がないと厳しいと思います。
内で詰まりまくりで、ミッキーブリランテの後ろをくっついて、外に出せたら良かった感じですかね。
最後は詰めてきてましたし、詰まってこの結果なら、秋以降にまた期待したいです。
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