※レース画像をJRA公式ホームページから引用
2021年7月4日、福島競馬場でラジオNIKKEI賞（芝1800m）が行われました。
JRA公式のラジオNIKKEI賞レース結果
2021年のラジオNIKKEI賞を制したのは、ヴァイスメテオール
競走成績：5戦3勝（2021年7月4日現在）
ヴァイスメテオールが重賞初制覇となりました。
3歳になってからは、京成杯で4着に入っていました。
前走プリンシパルステークスはスタートも悪く、後ろからの競馬になってしまい、上がり1位の脚で追い込むも4着まででした。
丸山元気ジョッキーに変わって今回はスタートも出て、1コーナーまでの位置取りで決まったような感じでした。
小回りでも走りますが、プリンシパルステークスで見せた脚がすごかったように、鋭い末脚を持っている馬なので、今後も楽しみかなと思います。
今後はどういうローテーションになるか分かりませんが、ラジオNIKKEI賞を勝った馬はその後活躍する傾向にあるので、今後も注目したいと思います。
ヴァイスメテオールの血統
父：キングカメハメハ
母：シャトーブランシュ
母の父：キングヘイロー
血統表は以下の通り。
父はキングカメハメハで、小回りでの俊敏さや、ちょっと渋った馬場もちょうど良かったと思います。
本質はプリンシパルステークスで見せたような、高速馬場での末脚が武器ですね。
母シャトーブランシュは2015年のマーメイドステークスを勝っています。
母の父はキングヘイロー、母の母父はトニービンと、欧州の名馬が入っていることでも、今回は合っている舞台だったかなと思います。
ヴァイスメテオールはサンデーサイレンスが入っていない血統なので、こういう部分も合っていた部分ですかね。
サンデーサイレンスが入っていない血統というのは今後どういう活躍をするか、楽しみです。
2代母ブランシェリーの半兄に、障害GⅠで活躍したブランディス（父サクラバクシンオー）がいます。
レース映像
ヴァイスメテオールは2番（白色の帽子）です。
天候：小雨
馬場：稍重
レース時計：1:48.0
前半1000ｍ：60.7
ラスト4F：47.3
ラスト3F：35.2
前後半600mのラップバランス：35.6 – 35.2
前後半800mのラップバランス：48.1 – 47.3（ミドルペース）
ヴァイスメテオールを除くと、ほとんどの馬が上がり3F 35.2〜35.9の幅に収まるという、展開、位置取りが大きく影響するレースになりました。
1着ヴァイスメテオール 4番人気
内で溜めて4コーナーで外に出しました。
この4コーナーの機動力がすごかったです。
スタート後の位置取りも良くて、1コーナーまでに勝負が決まったような感じでもありました。
本質は新馬戦の東京1800ｍがちょうど良いのかなと思っていますが、今後どういうローテーションで出てくるかは楽しみです。
2着ワールドリバイバル 11番人気
逃げられなかった時はダメかなと思いましたが、前に馬を置いても折り合えたのは良かったです。
スプリングステークスの走りとかも良かったですし、小回りでは走ってくると思います。
3着ノースブリッジ 7番人気
ちょっと掛かってしまいました。
前走からの距離短縮は良かったと思いますが、もうちょっと短い方が良いのかもしれません。
あと、右回りの方が良さそうです。
4着タイソウ 9番人気
4コーナーまでのスピードが上がるところで、ちょっと置いていかれてしまいました。
飛びが大きいので、もっと広いコースの方が良さそうです。
5着シュヴァリエローズ 3番人気
内で溜めて、そのままの位置取りでゴールしたという感じです。
もっと広いコースで、馬場が良い方が向いてそうです。
6着ボーデン 1番人気
スタートが悪く、後ろからになってしまいました。
相当外を回したので、よく6着まで来たという感じですね。
広いコースでまた期待したいと思います。
9着リッケンバッカー 2番人気
リッケンバッカーもボーデンと同じく、相当外を回していました。
1800ｍは長いかなと思うので、この後またマイルに戻してきたら注目したいです。
12着アサマノイタズラ 5番人気
スタートがちょっと悪く、後ろからでした。
1コーナーまでにもっと出していければ違ったかもですね。
気性も難しいところがあるんですかね。
3コーナーではちょっと詰まってましたが、それでも後ろからの競馬では厳しかったです。
福島1800ｍはぴったりだと思うだけに、残念な結果でした。
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