※レース画像をJRA公式ホームページから引用
2022年2月27日、阪神競馬場で阪急杯(芝1400m)が行われました。
JRA公式のレース結果
2022年の阪急杯を制したのは、ダイアトニック
競走成績:21戦8勝(2022年2月27日現在)
ダイアトニックが重賞3勝目となりました。
4歳でオープンに昇格すると、4歳のスワンステークスで重賞初制覇。
その後5歳となった2020年は京都金杯2着、阪急杯3着、高松宮記念3着という結果で、高松宮記念はクリノガウディーの降着に巻き込まれ、それがなければ最後の勢いでは勝っていたかも?という感じでした。
夏には函館スプリントステークスで重賞2勝目。スプリンターズステークス後に骨折が発覚して、長い休みに入りました。
2021年キーンランドカップで復帰し14着。
2022年になって前走京都金杯4着で、だいぶ復調気配を見せると、阪急杯で見事に重賞制覇です。
7歳になって、再度GⅠへ、というところですが、骨折からも復活して、良い状態ですね。
2020年の高松宮記念は残念な結果に終わりましたが、借りを返せるか期待したいと思います。
ダイアトニックの血統
父:ロードカナロア
母:トゥハーモニー
母の父:サンデーサイレンス
血統表は以下の通り。
父はロードカナロア。
父同様に、安田隆行厩舎の馬です。
古馬になって、どんどん力を付けているのもロードカナロアに似ている感じですね。
母トゥハーモニーは中央で未勝利。
母の父はサンデーサイレンスで、ダイアトニックも短距離馬ながら、一瞬の瞬発力が窺えます。
3代母アルパインスウィフトの牝系からはローマンエンパイア。
4代母La Dame Du Lacの牝系からはコンゴウリキシオーが出ています。
レース映像
ダイアトニックは10番です。
天候:晴
馬場:良
レース時計:1:19.9
ラスト4F:45.9
ラスト3F:34.5
前後半600mのラップバランス:34.0 – 34.5
前後半800mのラップバランス:45.4 – 45.9(ミドルペース)
12.2 – 10.6 – 11.2 – 11.4 – 11.5 – 11.3 – 11.7
1着ダイアトニック 1番人気
好スタートでした。
モントライゼをいかせると、直線はイン突きで抜け出しました。
※だたし、過怠金30,000円
抜け出す時の瞬間の脚が違いましたね。
1400mがベストかなと思いましたが、中京1200mであれば切れが大事だと思うので、高松宮記念も期待したいです。
2着トゥラヴェスーラ 9番人気
内から差してきました。
開幕週の馬場で、差すにはここしかないというところでした。
馬体重が+22kgでしたが、完全に次狙いでしょうか?
右回りは微妙かなと思いましたが、ここでは実力上位でした。
左回りこそ楽しみなので、本番も期待したいです。
3着サンライズオネスト 6番人気
前目からまずまずの競馬でした。
1400mが合ってそうですね。
上がりが掛かる競馬が良さそうと思っていましたが、1400mであればこなせそうです。
4着リレーションシップ 7番人気
中ほどを差してきました。
道中で位置取りが下がってしまったのがもったいなかったですね。
5着グレイイングリーン 2番人気
外差しが不発でした。
この馬場ではだいぶ厳しかったですね。
馬場もそうですが、前走のように内をさばいて差す競馬が合いそうなので内枠の方が良かったかもしれません。
最近、阪神1400mでよく走るディープインパクト産駒です。
前走中京1400mで1分19秒台で走っていたので、高速決着にも対応できそうかなと思っただけに、ちょっと残念な結果でした。
7着グルーヴィット 5番人気
右回りは微妙ですね。
最終追い切りが坂路でラスト2F24.1と良い時計を出していたので、状態は良かったと思います。
前走は直線で不利もありました。
8着タイセイビジョン 3番人気
グレイイングリーン同様、外差しが不発でした。
再度差しが効く馬場で期待したいですね。
阪神カップ4着もありますし、1200mだとちょっと忙しい印象があるので、1400mがベストかなと思うのですが、どうでしょうか?
12着モントライゼ 4番人気
あまりスタートが良くなかったです。
休み明けもあったかなと思いますが、早熟なのかもしれないですね。
前走アイビスサマーダッシュは熱中症もあったようです。
1400mなら復活もあり得ると思いました。
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