ロードカナロア産駒の前走着順別重賞成績

ロードカナロア産駒の前走着順別重賞成績 種牡馬

ロードカナロア産駒の重賞成績が前走着順によってどうなっているかを調べてみました。

走っている世代はまだ少ないですが、アーモンドアイやサートゥルナーリアが出てますし、ダノンスマッシュは今年も楽しみですね。

リーディングも上位に来ていますし、ディープインパクトとキングカメハメハが亡くなってしまった現在では、ロードカナロアが席巻していきそうです。

調べる前の印象は、前走着順が良い産駒が、その勢いのまま走るのが多いかなと思っていました。
ディープインパクト産駒なんかも同じような印象がありますね。

前走着順別重賞成績

前走着順着別度数勝率連対率複勝率単回値複回値
前走1着16- 10- 5- 85/11613.8%22.4%26.7%4450
前走2着8- 2- 2- 16/ 2828.6%35.7%42.9%12378
前走3着2- 0- 1- 9/ 1216.7%16.7%25.0%3445
前走4着2- 2- 1- 11/ 1612.5%25.0%31.3%233171
前走5着0- 1- 0- 6/ 70.0%14.3%14.3%024
前走6~9着5- 3- 1- 25/ 3414.7%23.5%26.5%22380
前走10着~2- 4- 1- 29/ 365.6%16.7%19.4%2781
集計期間:2017.7.23 ~ 2021.2.14

ロードカナロア産駒がデビューしたのが2017年のため、現時点で全期間の集計となります。

思ったより、掲示板外から巻き返している馬が多いですね。
ただ、上位着順も安定している感じではありますね。

前走4着から巻き返した馬

まず前走4着が目を引きます。
複勝率が30%を超え、単勝回収率、複勝回収率ともにトップです。

3着以内の5頭は以下の通りです。

  • 2020年9月6日 小倉2歳S フォドラ 5番人気3着(前走 函館2歳S 5番人気4着)
  • 2019年9月22日 神戸新聞杯 サートゥルナーリア 1番人気1着(前走 ダービー 1番人気4着)
  • 2019年5月5日 NHKマイルC ケイデンスコール 14番人気2着(前走 毎日杯 7番人気4着)
  • 2019年4月13日 アーリントンC イベリス 12番人気1着(前走 フィリーズレビュー 9番人気4着)
  • 2019年3月17日 スプリングS ファンタジスト 1番人気2着(前走 朝日杯フューチュリティステークス 3番人気4着)

ケイデンスコールとイベリスは前走も人気より走っていたのに二桁人気ですから、だいぶ人気なかったですね。
前走4着くらいなら、人気ない馬でも信用して次走狙ってみるのも良さそうです。

前走6〜9着から巻き返した馬

あとは、前走6〜9着も単勝回収率がかなり目を引きますね。

1着の5頭は以下の通りです。

  • 2021年1月5日 京都金杯 ケイデンスコール 12番人気1着(前走 オーロC 4番人気6着)
  • 2020年9月13日 セントウルS ダノンスマッシュ 1番人気1着(前走 安田記念 8番人気8着)
  • 2020年8月16日 小倉記念 アールスター 10番人気1着(前走 垂水S 5番人気6着)
  • 2020年5月17日 ヴィクトリアマイル アーモンドアイ 1番人気1着(前走 有馬記念 1番人気9着)
  • 2020年3月7日 オーシャンS ダノンスマッシュ 1番人気1着(前走 香港スプリント 3番人気8着)

ケイデンスコールはここでも登場で、記憶に新しいですね。
ケイデンスコールもアールスターも、前走奮いませんでしたが、得意条件になれば巻き返してくるという感じで、得意条件なのかをどこまで見極められるかでしょうか。

GⅠを勝つほどの人気馬は、前走着順は悪くても普通に巻き返してきますね。

2、3着の4頭は以下の通りです。

  • 2020年5月16日 京王杯スプリングC ステルヴィオ 4番人気2着(前走 高松宮記念 7番人気9着)
  • 2020年5月16日 京王杯スプリングC グルーヴィット 3番人気3着(前走 高松宮記念 13番人気6着)
  • 2019年12月22日 有馬記念 サートゥルナーリア 3番人気2着(前走 天皇賞秋 2番人気6着)
  • 2018年10月7日 毎日王冠 ステルヴィオ 3番人気2着(前走 ダービー 6番人気8着)

こちらも人気になる馬は普通に巻き返してくる感じですね。

まとめ

こう見てみると、2019年くらいから、前走着順が悪くても巻き返してくる馬が増えてますね。

3歳で巻き返してくる馬もいますが、どちらかというと、古馬になってからの方が期待値が高い感じはあります。

ロードカナロア自身も古馬になってからの方が強かったので、今後はそういった面が顕著になってくるかもしれません。

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