※レース画像をJRA公式ホームページから引用
2021年1月31日、東京競馬場で根岸ステークス(ダート1400m)が行われました。
JRA公式の根岸ステークスレース結果
2021年の根岸ステークスを制したのは、レッドルゼル
競走成績:15戦7勝(2021年1月31日現在)
レッドルゼルは重賞初制覇となりました。
前走カペラステークスは2着と惜しい競馬をしていましたが、得意の差し脚が活きる東京の舞台で重賞制覇です。
ロードカナロア産駒にとっては、ダート重賞初制覇となりました。
ロードカナロアを管理していた安田隆行調教師の管理馬で達成したというのは感慨深いですね。
レッドルゼルは毎回、上がりの脚も安定していて、東京の長い直線は合っています。
次はフェブラリーステークスということで後200m延びますが、どうでしょうか?
レッドルゼルにとっては、初めての距離になるので、ちょっと不安はありますが、今回のような競馬ができればチャンスはありそうです。
レッドルゼルの血統
父:ロードカナロア
母:フレンチノワール
母の父:フレンチデピュティ
血統表は以下の通り。
父はロードカナロア。
前述の通り、ダート重賞を初制覇となりました。
ロードカナロアは母系の特徴を出しやすいですね。
母父フレンチデピュティということで、東京のような軽いダートが一番合ってそうです。
母フレンチデピュティは中央で4勝。
母の父はフレンチデピュティ。
母の父としては、ダート馬だとゴールドドリーム、ノボバカラ、アンジュデジール、モジアナフレイバー、マルシュロレーヌなどがいます。
ゴールドドリームに代表されるような、軽い瞬発力がある印象です。
最近だとマルシュロレーヌも同じような感じですね。
レース映像
レース映像は以下のJRA公式レース結果のページで確認できます。
天候:晴れ
馬場:稍重
レース時計:1:22.3
前半600m:34.4
ラスト4F:47.9
ラスト3F:36.0
前後半600mのラップバランス:34.4 – 36.0
前後半800mのラップバランス:46.3 – 47.9(ミドルペース)
レースのポイント
1着レッドルゼル
レッドルゼルは本当に差し脚が安定していますね。
川田ジョッキーもコメントしていましたが、後200m延びることを想定して乗ったようですね。
ロードカナロア産駒なので、距離延長は得意ではないし、なおかつ初めての経験なので、苦戦しそうではありますが、最後も失速していませんし、勝ちタイムも優秀なので、普通に考えれば問題なさそうに感じます。
2着ワンダーリーデル
東京では本当に走りますね。
僕は1600mの方が良いかと思って軽視していたので、ここまで来るとは驚きでした。
2020年も根岸SからフェブラリーSに向かいましたが、本番の方が着順も上げているので、今年も楽しみです。
3着タイムフライヤー
最後は差されてしまいましたが、強かったです。
次走が狙い目ですかね。
距離が延びるのは良さそうですし、何より松田国英調教師は今月で引退なので、最後のGⅠでもう1回勝っているところを見たいです。
4着アルクトス
斤量59kgでよく来ましたね。
調教から調子もよくなかったと思いますが、東京の軽い馬場は合ってます。
叩いて次が良さそうですが、アルクトスは休み明けの方が得意だと思うので、どうでしょうかね。
5着ブルベアイリーデ
直線では進路探してたような感じでした。
最後は空いたところをレッドルゼルにとられてしまい、ちょっとブレーキが掛かったような感じでしたが、最後も延びて5着に入りました。
東京の上がり勝負は合ってますね。
3番人気ステルヴィオは10着
思ったより人気していたので驚きでした。
ロードカナロア産駒なので、一度経験すれば今後はダートでも走りそうですけどね。
今後どうするのか分かりませんが、個人的にはもう1回東京で見たいです。
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