【朝日杯フューチュリティステークス 2021】ドウデュースが3連勝でGⅠ制覇!長い直線で切れ味を存分に発揮

2021朝日杯フューチュリティステークス GⅠ

※レース画像をJRA公式ホームページから引用

2021年12月19日、阪神競馬場で朝日杯フューチュリティステークス(芝1600m)が行われました。
JRA公式のレース結果

2021年の朝日杯フューチュリティステークスを制したのは、ドウデュース

競走成績:3戦3勝(2021年12月19日現在)

ドウデュースがデビューから3連勝でGⅠ制覇となりました。

デビューは9月の小倉1800mで1着。
前走アイビーステークスも前目の競馬から楽に勝利していました。

てっきりホープフルステークスに向かうんだろうと思っていたところ、ジョッキーの進言もあり、朝日杯フューチュリティステークスを選択したようです。

阪神外回りという長い直線を取ったようですね。
この陣営の判断は素晴らしかったです。

今後は皐月賞を目指していくようですね。
来年クラシックの舞台でどういう活躍を見せてくれるか楽しみです。

ドウデュースの血統

父:ハーツクライ
母:ダストアンドダイヤモンズ
母の父:Vindication(シアトルスルー系)

血統表は以下の通り。

ドウデュースの血統
引用元:netkeiba.com

父はハーツクライ。
ハーツクライ産駒ではサリオスも朝日杯フューチュリティステークスを勝っています。

母ダストアンドダイヤモンズはアメリカで6勝。
2012年のBCフィリー&メアスプリントで2着に入りました。

母の父はVindication。
2002年のBCジュヴェナイルを勝って、種牡馬としては重賞勝ち馬を出しています。
ハーツクライ産駒は、母系にアメリカのダート血統が入ると、2歳から走る産駒が結構出てますね。

レース映像

ドウデュースは9番です。

引用元:JRA公式YouTubeチャンネル

天候:晴
馬場:良
レース時計:1:33.5
ラスト4F:47.3
ラスト3F:35.2
前後半600mのラップバランス:34.3 – 35.2
前後半800mのラップバランス:46.2 – 47.3(ミドルペース)

1着ドウデュース 3番人気

掛かる馬が多い中、落ち着いていけました。
直線は外から差してきました。

1週前から含めて、調教が良かったですね。
前走アイビーステークスは着差は少なかったものの、ソラを使っての勝利だったので、GⅠで相手関係が強くなったのは良かったと思います。

2着セリフォス 1番人気

スタートはそれほどでもありませんでしたが、出していきました。
出していった分か、ちょっと掛かっていました。

内で包まれないように外に出す技術は、流石でしたね。
最後は切れ負けでしたが、惜しい競馬でした。

今後もマイル路線では力を出してくると思います。

3着ダノンスコーピオン 4番人気

道中は掛かっていました。

直線は内を狙っていきましたが、外に切り替えるロスがありました。
最後の坂での伸びがすごいですね。
パワーがありそうです。

母父サドラーズウェルズ系ということもありますし、距離も延びて良さそうです。
なぜこっちに出てきたのでしょうか?

4着アルナシーム 8番人気

出遅れてしまったのと、掛かっていました。

直線は、最内を差してきました。
序盤でリカバリーした分があっても、最後までよく走りましたね。

気性との戦いになるのかもしれませんが、力はあるので今後も走ってきそうです。

5着ジオグリフ 2番人気

道中は後ろに置いていかれ、忙しかったですね。

直線はドーブネに前に入られ、外に振られる不利がありました。
結構勢いを付けていっていたところだったので、なければ3着はあったかもしれません。

今回はマイル、喉鳴り、輸送など不安な部分が多かったですね。
特に外回りマイルは合わなかった感じですね。

コマンドラインとの使い分けでここを使ったんだと思いますが、コマンドラインと逆の方が良かったのではないでしょうか?

7着ドーブネ 5番人気

調教本数が少なく太め残りで+12kgでした。
スピードはあると思うので、マイル以下で走ってきそうです。

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