※レース画像をJRA公式ホームページから引用
2021年9月4日、札幌競馬場で札幌2歳ステークス(芝1800m)が行われました。
JRA公式のレース結果
2021年の札幌2歳ステークスを制したのは、ジオグリフ
競走成績:2戦2勝(2021年9月4日現在)
ジオグリフが重賞制覇となりました。
新馬戦は東京の1800mで、上がり33.3 の末脚を使って、快勝していました。
新馬戦の勝ち方から、札幌2歳ステークスでも期待されていて、1番人気でした。
新馬戦とはコースもペースも違いますが、蓋を開けてみれば、ジオグリフはめっちゃ強い勝ち方でした。
ドレフォン産駒は、今年から産駒がデビューしていて、早くも重賞初制覇です。
このレース振りを見ると、今後もすごく楽しみですね。
新馬戦のように、溜めて切れる脚もありますし、今後どういう活躍をするのか楽しみです。
ジオグリフの血統
父:ドレフォン
母:アロマティコ
母の父:キングカメハメハ
血統表は以下の通り。
父はドレフォン。
現役時代は2016年のBCスプリント、キングズビショップステークス、2017年のフォアゴーステークスなどを勝ちました。
2021年の新種牡馬として、今年から産駒が走っています。
ドレフォン産駒はスピードがあって、仕上がりが早そうです。
ダート血統ですが、特に2歳戦とかは仕上がりの早さから、芝で活躍する馬も今後さらに出てきそうです。
母アロマティコは秋華賞やエリザベス女王杯で3着などがあり、札幌のクイーンステークス2着など、札幌でも好走していました。
母の父はキングカメハメハ。
母アロマティコも中距離で活躍しましたし、キングカメハメハということで、より芝でも走れそうな血統です。
さらに、母系はサンデーサイレンスやノーザンテーストといった大種牡馬の血が入っているので、ドレフォンのスピードが良い形で伝わっていそうです。
2代母ナスカの牝系からはアンデスクイーン、3代母アンデスレディーの牝系からは、アルバート、インティライミなどの活躍馬も出ています。
レース映像
ジオグリフは9番(ピンク色の帽子)です。
天候:晴
馬場:良
レース時計:1:49.1
前半1000m:60.3
ラスト4F:48.8
ラスト3F:36.8
前後半600mのラップバランス:36.4 – 36.8
前後半800mのラップバランス:48.3 – 48.8(ミドルペース)
1着ジオグリフ 1番人気
出遅れてしまいました。
3コーナーから、まくっていき、一気に勝ちきりました。
新馬とはペースも違って、置いていかれ気味でしたが、これでまくれるのはすごいですね。
クラシック向きかなと思います。
ドレフォン産駒で距離がどこまで持つかですが、母系を見ると2400mくらいまでは大丈夫そうですね。
2着アスクワイルドモア 4番人気
時計が掛かったのが良かったと思います。
デビューから3戦、差す競馬をしていたので、こういう競馬をしてきたことが有利でしたかね。
キズナ×ゼンノロブロイの牡馬なので、距離が延びて良さそうな感じです。
3着トーセンヴァンノ 5番人気
コスモス賞でも上がりの脚を使っていました。
こういう経験がプラスになりますね。
時計が掛かるのは良くて、今後、高速馬場になってくると厳しそうですが、ヴァンキッシュラン産駒なので頑張って欲しいです。
4着オンリーオピニオン 7番人気
番手から、よく粘っていました。
キズナ牝馬で、もうちょっとスピード勝負の方が良さそうですね。
マイルとかで見てみたいです。
5着トップキャスト 2番人気
2F目から残り600mまで息の入るところがなく、厳しい競馬になりました。
11.9 – 11.9 – 11.9 – 12.0 – 12.0
前走と違う競馬をしたかったようですが、前走逃げているとこうなってしまいますね。
ダイワメジャー産駒なので、1400〜1600mくらいで、もう1回見てみたいです。
6着リューベック 3番人気
ゲートの中で立ち上がっていたりして、出遅れてしまいました。
新馬とは大きくペースが違ったのが、厳しかったですかね。
距離を延ばした方が良さそうです。
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