【宝塚記念 2021】クロノジェネシスがグランプリ3連覇!現役での日本最強馬として凱旋門賞も楽しみ

2021宝塚記念 GⅠ

※レース画像をJRA公式ホームページから引用

2021年6月27日、阪神競馬場で宝塚記念(芝2200m)が行われました。
JRA公式の宝塚記念レース結果

2021年の宝塚記念を制したのは、クロノジェネシス

競走成績:15戦8勝(2021年6月27日現在)

クロノジェネシスは史上3頭目、牝馬では初のグランプリ3連覇となりました。

前走、ドバイシーマクラシックは惜しくも2着でしたが、改めて宝塚記念は強い内容でした。
2020年も宝塚記念、有馬記念と勝っていて、小回りで持続の流れになるレースでは特に強さを見せています。

これでGⅠ4勝目です。

秋は戦前から話があがっていた凱旋門賞に挑戦するようですね。
血統的にも欧州の舞台は合いそうですし、楽しみです。

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秋にまたパワーアップして、日本競馬悲願の凱旋門賞で良いレースを見たいですね。

クロノジェネシスの血統

父:バゴ
母:クロノロジスト
母の父:クロフネ

血統表は以下の通り。

クロノジェネシスの血統
引用元:netkeiba.com

クロノジェネシスの血統については有馬記念の記事をご覧ください。

父のバゴも凱旋門賞を勝っている馬です。
2020年の宝塚記念など、馬場が悪い中で、より強い競馬を見せられるのはバゴの影響が大きいかなと思います。

クロノジェネシス自身も、東京などの瞬発力勝負よりは時計が掛かる方が良いと思うので、凱旋門賞も期待したいですね。

レース映像

クロノジェネシスは7番(黄色の帽子)です。

引用元:JRA公式YouTubeチャンネル

天候:晴
馬場:良
レース時計:2:10.9
ラスト4F:46.2
ラスト3F:34.7
前後半600mのラップバランス:35.1 – 34.7
前後半800mのラップバランス:47.5 – 46.2
前後半1000mのラップバランス:60.0 – 58.5(スローペース)

1着クロノジェネシス 1番人気

横にキセキ、後ろからはカレンブーケドールとモズベッロ、4コーナーはちょっと狭くなりましたが、キセキを退けると、伸び始めてからは強かったです。

最後の坂も力強く、まさに横綱競馬という感じでした。

戦前は色々、不安な点が上がっていました。

まず、海外帰りは勝てない。
クロノジェネシスにとっては、ちょっと相手が違うかなといった感じでした。

あと、ルメールジョッキーは宝塚記念が0.0.0.6と散々な結果。

近年はサートゥルナーリア、レイデオロ、サトノダイヤモンドといった面々でしたが、馬のタイプがクロノジェネシスとは違うかなと思っていました。
阪神2200m自体は苦手にしているようですが、去年エリザベス女王杯も普通に勝ちましたし、GⅠでは普通に仕事するかなと思い、僕は自信を持っていました。

あとは、北村友一ジョッキーが乗れなかったのは残念でしたが、クロノジェネシスの引退までに奇跡の復活で、もう一度コンビが見たいですね。

2着ユニコーンライオン 7番人気

スタートはレイパパレの方が良かったですが、押していきました。
これは良かったですね。

3コーナーくらいからは早めに動いていきましたが、さすがにクロノジェネシスは強かったですね。
ただ、レイパパレを差し返したのは、感激するレースでした。

ユニコーンライオンは前走鳴尾記念も強かったです。
単なるスローペースではなく、後半のラップがすごかったので今回も期待していました。

3着レイパパレ 2番人気

ユニコーンライオンを交わした時は突き抜けそうな感じでもありましたが、残り200mで力尽きてしまいました。

道中はチャレンジカップの時よりは我慢できてました。

200mの距離延長は厳しかったですね。
血統的にも2000mまでかなと思います。
ただ、逃げれたら違ってたのかなとも思いますが、これは難しいですね。

チャレンジカップの後に川田ジョッキーがコメントしていましたが、母シェルズレイの面影が出てると思うので、今後はマイルで見たいです。

4着カレンブーケドール 3番人気

スピード勝負ではちょっと分が悪かったです。
クロノジェネシスより内枠で前にいければ、もうちょっと変わったかもしれません。

もうちょい時計が掛かれば、という感じですかね。
あとはやっぱり東京が一番良さそうです。

5着キセキ 5番人気

スピード勝負ではちょっと分が悪かったです。
大外枠はチャンスかなと思いました。

金鯱賞を見てもまだまだやれるかなと思いますが、去年みたいに馬場が悪くなれば良かったですね。

9着アリストテレス 4番人気

前走は距離が長かったと思うと、中距離に戻って、また期待できるかなと思っていました。

バレークイーン牝系は活躍馬をたくさん出していますが、GⅠで活躍するほどの馬は早熟傾向なのかもですね。
リンカーンを除くと、フサイチコンコルド、アンライバルド、ヴィクトリー、アドミラブル、アンブロワーズといった面々です。

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