※レース画像をJRA公式ホームページから引用
2022年6月5日、東京競馬場で安田記念(芝1600m)が行われました。
JRA公式のレース結果
2022年の安田記念を制したのは、ソングライン
競走成績:11戦5勝(2022年6月5日現在)
ソングラインがGⅠ初制覇となりました。
3歳時は、同舞台のNHKマイルカップで惜しくも2着。
3歳秋は富士ステークス勝ちと、左回りのマイルは合いますね。
4歳になって、サウジアラビア遠征もこなし、1351ターフスプリント勝ち。
前走ヴィクトリアマイルは道中の不利などもあり、5着でした。
今回はヴィクトリアマイルから中2週でしたが、相変わらず状態も良さそうで、得意舞台で見事に勝利です。
これで秋はマイルチャンピオンシップやBCマイルも視野にあるようですね。
陣営のコメントだと、サウジアラビア遠征を経験して、精神的に強くなったようなので、秋に再度海外に挑戦する姿も見たいなと思っています。
ソングラインの血統
父:キズナ
母:ルミナスパレード
母の父:シンボリクリスエス
血統表は以下の通り。
ソングラインの血統については富士ステークスの記事をご覧ください。
安田記念ではストームキャットを持つ馬がよく走っていますね。
キズナ産駒なので、父母父がストームキャットです。
レース映像
ソングラインは13番です。
天候:曇
馬場:良
レース時計:1:32.3
ラスト4F:45.6
ラスト3F:33.6
前後半600mのラップバランス:34.7 – 33.6
前後半800mのラップバランス:46.7 – 45.6(スローペース)
12.2 – 11.0 – 11.5 – 12.0 – 12.0 – 11.2 – 11.0 – 11.4
1着ソングライン 4番人気
大外を差してきました。
外を回ることになりましたが、スローになって瞬発力が活きましたね。
スタートも良く前目に付けられました。
1400m以下で勝利実績があり、ハイペースのNHKマイルカップ好走や紅梅ステークスは前半3F33.5で快勝していました。
1351ターフスプリント勝ちなど、マイルより短い距離に実績があったので、安田記念には向きそうだなと思いました。
近年の安田記念はスローになることが多くなっていますが、スローの瞬発力勝負でさらに向いた感じですかね。
2着シュネルマイスター 2番人気
中ほどを差してきました。
直線半ばまではダメかなと思いましたが、残り200mを過ぎてから一気に来ました。
安田記念と相性の良いノーザンダンサー系。
調教後馬体重498kg、当日が490kgでマイルチャンピオンシップに比べて+10kgでした。
陣営も太いコメントをしていましたし、ちょっと重かったですかね。
去年のNHKマイルカップを勝ちきったように、流れた方が良さそうですが、ちょっと不利な展開になってしまいましたかね。
長く脚を使う感じなので、もうちょっと流れていればという感じです。
ただ、やはりマイルで一番強いのは、シュネルマイスターかなと改めて感じました。
3着サリオス 8番人気
外の好位から差してきました。
今回は外枠、距離延長が良かったですかね。
母母父が安田記念と相性の良いデインヒル系。
これで夏は休んで毎日王冠 or 天皇賞秋なら再度面白そうです。
4着セリフォス 5番人気
外から差してきました。
外枠の分か、思ったよりも後ろの位置取りになりました。
休み明けの方が良さそうで、前走よりパフォーマンス上げられるか?と思いました。
ダイワメジャー産駒は安田記念と相性が悪く、過去10年で0-0-0-11でした。
ただこれは、全て古馬で、3歳馬ならなんとかと思っていました。
瞬発力勝負になると厳しかったですね。
3歳でこれだけやれれば、と思います。
今後はスプリント寄りにシフトしていく感じですかね。
5着ファインルージュ 3番人気
内から差してきました。
瞬発力勝負になって厳しくなった感じですかね。
ソングラインと同じキズナ産駒で、ストームキャット持ち。
1400m以下で勝利実績はありますが、2000mを走れるほどなので、溜めてこそと思ったので、展開は向きましたが、残念でした。
8着イルーシヴパンサー 1番人気
自分からは動けないタイプで、GⅠでは展開が向かないと厳しい感じですかね。
ハーツクライ産駒なので、少し溜めるくらいがちょうど良さそうで、レース質だけ見ればちょうど良さそうな感じですが、それでもGⅠだとという感じですかね。
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