※レース画像をJRA公式ホームページから引用
2021年10月31日、東京競馬場で天皇賞秋(芝2000m)が行われました。
JRA公式のレース結果
2021年の天皇賞秋を制したのは、エフフォーリア
競走成績:6戦5勝(2021年10月31日現在)
エフフォーリアがGⅠ2勝目となりました。
皐月賞を勝って、前走ダービーも勝ったかと思ったところを差されてしまい、2着。
ダービー以来のレースで、古馬初挑戦でした。
3歳馬での天皇賞秋制覇は、祖父シンボリクリスエス以来。
3歳馬で好走する馬はいましたが、一気に古馬を撃破で、本当に強い競馬でした。
エフフォーリア、コントレイル、グランアレグリアが3強と言われましたが、結果も3着までを占めました。
直線の最後で3頭が抜け出した時は、本当に手に汗握る展開で、スポーツとしての競馬をすごく感じられる最高のレースだったと思います。
天皇賞秋といえば、2008年のダイワスカーレットとウオッカの激闘が語り継がれていますが、2021年の天皇賞秋も、確実に未来に語り継がれるレースになったと思います。
エフフォーリアの血統
父:エピファネイア
母:ケイティーズハート
母の父:ハーツクライ
血統表は以下の通り。
エフフォーリアの血統は、共同通信杯の記事もご覧ください。
レース映像
エフフォーリアは5番です。
天候:曇
馬場:良
レース時計:1:57.9
ラスト4F:45.4
ラスト3F:33.6
前後半600mのラップバランス:36.2 – 33.6
前後半800mのラップバランス:48.2 – 45.4
前後半1000mのラップバランス:60.5 – 57.4(スローペース)
1着エフフォーリア 3番人気
スタートが上手く、前を見れる位置が取れました。
直線は外から差してきました。
ダービーの経験もあり、追い出しを待てる余裕がありましたね。
ダービーは負けはしましたが、勝ち同然の競馬で、本当にレベルが高かったと思います。
3歳秋でこれだけの競馬ができれば、相当強いですね。
次は有馬記念のようですが、これから2ヶ月弱でさらに成長もあると思いますし、これは有馬記念も確勝ではないでしょうか?
2着コントレイル 1番人気
スタートは上手く出ましたが、道中は掛かりながらでした。
エフフォーリアの後ろから、最後は大外を差してきました。
切れ勝負に徹したのは良かったと思いますが、最後は苦しくなってしまいました。
次走ジャパンカップで引退とのことですが、今回は状態がすごく良かったので、ここからさらに上積みは厳しい感じですかね。
とはいえ、最後になるので、頑張って欲しいですね。
3着グランアレグリア 2番人気
中ほどを先行して、早め先頭からでした。
先頭に立った時点では、そのまま押し切りそうでしたが、最後は差されてしまいました。
展開からも前目の位置取りは良かったと思いますが、コントレイルのように末脚に徹していたら、と思ってしまいますね。
スピードの違いで前目に付けられることもあり、結果的に距離がちょっと長いということになってしまう感じですかね。
雨の影響もちょっとあったと思います。
次走は香港を考えていたようですが、ちょうど本日、マイルチャンピオンシップになると発表されました。
4着サンレイポケット 10番人気
道中で内からポジションを上げて、中から差してきました。
ペースを読んだのか、ポジション取りは見事でしたね。
瞬発力勝負で厳しかったですが、よく4着まで来ました。
左回りのこの舞台は一番チャンスがあるGⅠのように感じますが、さすがに相手が強すぎました。
5着ヒシイグアス 7番人気
外枠からは厳しかったですが、よく走りました。
こういうGⅠの戦いを1度経験して、さらに良くなりそうですね。
6着ポタジェ 5番人気
良い位置取りでしたが、このメンバーでは厳しいですかね。
毎日王冠からのローテで、良い状態を保つのが難しかった印象があります。
12着カレンブーケドール 4番人気
坂路主体の調教で、蹄の不安があったんですかね。
春は不安があったが、それも解消してきて、念の為というコメントがありましたが、やっぱり坂路だけじゃなくて、ウッドコースでちゃんと追える調教ができると良さそうですね。
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